アフロ de 派遣

~ 小さな会社のCEOから、大きな会社の派遣へ ~

50歳をすぎると、自分の好きな仕事しかしたくない

最近、やたらこんなことを思います。

自分の好きな仕事しかしたくないと言うと、なんだかとてもわがままに聞こえますが、ぶっちゃけコレができるものならみんなそうしたいと思います。

1日の1/3を自分の好きなことだけに時間を費やせるなんて、究極の幸せではないですか。

もうすぐ50歳を迎えようとし、仕事年齢もあと15年程度と思うと、さらにこの願望は増すばかりです。

 

 


小さな会社のCEO時代に、元同僚(当時50歳オーバー)が、50歳をすぎると自分の好きな仕事しかしたくなくなる」と言っていました。

 

当時は、私もまだ40半ばだったので言っている意味が分からず、「そんなことできるわけないじゃん。会社を続けるためには新しいことへもどんどんチャレンジしていこう~」と、迷うことなくこう思っていました。が、今になって、あの頃の真意が分かります。

 

残りの仕事年齢をカウントすると、今さら新しいことへ挑戦しようとは思わず(というか気力がない)、これが会社のためにしかならない挑戦だと、さらにそんな挑戦はしたくありません。そんな時間があるのであれば、自分の好きな仕事のブラッシュアップをしたり、スキルを向上させる方に時間を費やしたいと思うのです。

 

さらに、昭和の人間の私には、AIとかDXとか今の時代の新しいスキルは、身に付けようたって残念ながら身に付きません。カセットテープの時代に青春を送っていたのですから。(少し足を踏み入れようとしましたが、間違っていたと早いうちに気づき、本当に良かったと思っています。)

このような横文字のスキルは若い方々にお任せし、自分の好きな仕事ができる環境を見つけ、自分の好きな仕事だけに集中できることに幸せを見出しています。

 

50歳を迎えても「新しいスキルへの挑戦」ができる方々はソレをヨシとし、「自分の好きな仕事だけをする」方々は、またソレもヨシとする。これも多種多様な選択ができる働き方なのでしょう。

 

若いころのがっつきのようなものが50歳を目前にすっかり影をひそめ、残された労働時間をカウントダウンするのをきっかけに、自分の大切な時間の活かし方もきちんと考えるようになったということのようです。