現在の仕事をしてトータル30年が経ちました。
働く環境は変われど、仕事内容は同じです。
同じ・・・とは少し違うかもしれませんが、都度ステップアップをしながら同じようなことを続けています。
毎月一回、社員サーベイがあります。
「前月に比べて成長していますか?」という質問に、必ず「成長しています」と答えています。
この業界に入ったのが20代前半、その頃の実務と36歳で起業してからの実務、この二つがうまく融合し、集大成のような形で今現在の仕事ができています。
同じ分野の仕事を30年続けてきた結果、会社員時代よりも、起業していた頃よりも、今が一番好きな仕事ができていると実感しています。
当時の好きを都度更新しています。
これは大変ありがたいことで、「運」と「環境」のおかげだと思っています。
そして、最近強く思うのが、仕事への「手ごたえ」です。
「達成感」ではなく「手ごたえ」。
若いころは「達成感」を感じることが仕事へのやりがいにつながっていたと思います。
でも、今はこの達成感もやりがいもぜーーんぶ通り越して「手ごたえ」を仕事に感じるのです。
続けてこなければ決して感じることができないこの「手ごたえ」。
かなり貴重です。
けっこう強いです。
バリバリ自信になっています。
なんなら会社を閉鎖したときに失った自信を取り戻せています。
この仕事を続けてきて本当に良かったと感じる瞬間です。
会社を閉鎖するとき、違う道に進もうかと迷ったこともあります。
この書籍の影響で、今持っているスキルだけでは今後立ち行かなくなる。
新しいスキルを身につけてシフトチェンジすべき!と、ある意味強迫観念にかられていたこともあります。

今思えば、あのときシフトチェンジしなくて良かった。
今のスキルをブラッシュアップし、そしてやり続けるという選択肢をとって本当に良かった。
やり続けたからこそ、新しいスキルも経験者がゆえに早く身につく。
自分、けっこうすごいことやってるんだよ!と褒めてあげています。