アフロ de 派遣

~ 小さな会社のCEOから、大きな会社の派遣へ ~

262の法則

現在の派遣先は、ワンフロア―500名以上もの人が働く、いわゆる大企業と呼ばれる職場です。

1年半もこの職場で働いていると、見えなくてもいいものが見えてきます。

 

プリンターに出力紙を取りに行くときやトイレに行くとき等々、必ず通る通路があるのですが、その通路を背に座っている方が、ず~~っと、本当にず~~~っと(昨日も今日も、そしておそらく明日も)仕事をしていないのです。

パソコンのディスプレイが全く動いていません。

ある時は、肘をついて寝てたりしています。

でも、誰も注意しません。

おそらく、262の法則の貢献度が低い2割に属する方なのだと思います。

大企業だから、それでも回るのです。

 

人材の構成比率は、「優秀な働きを見せる人が2割」「普通の働きをする人が6割」「貢献度の低い人が2割」の2:6:2の比率で成り立つようで、これが大企業だと顕著に表れるのだと思います。

この貢献度の低い2割分を、優秀な働きをする2割の方が補っているので、それなりに利益も出せ、働かない人になんか構っちゃいられないのだと思います。放置です。放置。完全なる放置です。

そして、そんな方が行く部署もちゃんと用意されているのだから怖いですxxx

毎日8時間、何もすることなくジ~~っと座って苦痛は感じないのか、生き生き働ける環境へ転職か転属してはどうなのかと、昭和の感覚の私は大きなお世話を焼いてしまいます。

が、その方にとっては、相対評価でもあるこの「262の法則」、さらには他人からの目なんて全く気にしていないのかもしれません。

1日8時間やりすごしてお給料をもらう、そんな自分の価値観で仕事をして、むしろ満足してたりなんかするのか、しないのか・・・

ある意味メンタル強っ!となるわけですが。。。

 

ただ、こんな強靭なメンタルの持ち主はごくごく一部で、けっこうな方々が他人の評価を気にしながら働いています。

他人の目を気にする発言を聞く度に、社会全体から見れば小さなコミュニティである「職場」という中での評価なんか気にせず、絶対評価で仕事をすればいいのにと、もう少しで声に出そうになります。

 

今のところ、私はまだ絶対評価で仕事ができているので、組織にはかぶれていないとホッとしておりますww

「お給料に見合った仕事をする!」がベースで、「好きな仕事(←コレ大事)でスキルアップができ、さらに楽しく仕事ができる(←コレも超大事)!」。これが私の仕事をする上での軸なので、これができている間は、絶対評価5段階中4くらいの成績だと思っています。

 

262の法則でいえば、6割の普通の働きをする、働きアリのような人なのです。