アフロ de 派遣

~ 小さな会社のCEOから、大きな会社の派遣へ ~

スキル泥棒!?

就労1か月目あたりから、「いい人に来てもらった~」や、「すごい!こんなに素晴らしい成果物を作ってくれて~」とか、ありがたいことにお褒めの言葉をいただくことが多くなってきました。

 

褒められて伸びるタイプの私はまんざらでもなく、すなおに喜んでいたのですが、2,3か月もこの状態が続くと、「おや?!褒めてくれるのは嬉しいが、褒められるだけでは1円にもならないですよ~。本当にいい人に来てもらったと思うのであれば、やはりマニーでしょう。マニー。マニーで評価してくださいね。これではスキル搾取ですよ。」と、考えるようになってきました。

 

そんな矢先、派遣会社の担当者から来月の更新にあたり、「派遣先から時給UPのご連絡をいただきました」という、願ったり叶ったりのありがた~い連絡をもらいワクワクしながらその時給を聞いてみました。

「おや?!聞き間違い?!それだけ?!あんなに褒めてくれてそれだけ?桁を間違ってない?」という金額。

 

いやいや、その程度の評価だったのでしょう~と、これからもっと評価していただくためスキル向上につとめ気持ちを改め仕事をがんばります。って言うと思ったら大間違い。この『スキル泥棒め~』と思ってしまいました。(笑

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ただ、ここでね、思ったのですよ。もしかしたら自分も同じことをしていたのでは?!と。

小さな会社のCEO時代には、フリーランスと呼ばれる方々にお仕事を依頼し、納期までに成果物を仕上げてもらうというフローで仕事をしていたのですが。

優秀なフリーランスの方や、そうでない方(そうでない方とは成田離婚(古い?!)くらい即お別れさせていただきましたけどね。)、様々いらっしゃって、当然ながら優秀な方にはほぼ毎回お仕事を依頼し、その度に「いつも高品質な成果物を納品していただき大変ありがとうございます。非常に助かっております。」と、感謝の気持ちを言っていました。

 

ここで気づきますよね。もしかしたらその優秀なフリーランスの方も「そんなに気に入ってくれているのなら、単価を上げてくれよ~」と思っていたのではと。

あ~~~、私も同じ『スキル泥棒』だったのだ~ぁ。そんな称賛の一言よりも、客観的評価が一番分かるマニーで感謝の気持ちを伝えるべきだったのではと。

・・・ということを今さらながら気づいてしまったのです。

 

追記・・・・

客観的評価を求め、時給交渉をしました。

miss-haken.hatenablog.com