アフロ de 派遣

~ 小さな会社のCEOから、大きな会社の派遣へ ~

楽ちん生活

派遣されて1年と8か月が過ぎました。

あれから一年以上経ち、そろそろ二年を迎えようとしているかと思うと、月日が経つのが本当に早いです。

そして、この月日の経過とともに、完全に『会社員』になったようにも感じています。(もう少し時間がかかると予想していましたが、あっという間でした。苦笑)

なので、もう隣の芝生が青く見えません。

青く見えていた頃がウソのようです。

 

過去のblog

会社を閉鎖して10か月後・・・ - アフロ de 派遣

miss-haken.hatenablog.com

 

『安定』という二文字にかなり寄りかかり、もう自分の力で何かをしようとは思わなくなりました。本当に。

これはこれで悲しいのですが、起業家や自営業、フリーランスの方々を見ても羨ましいともキラキラして見えるとも思わないのです。

今が、とても楽だからだと思います。楽な方が勝ってしまいました。

当分この『楽ちん生活』から抜け出すことができないと思います。

考えてみれば、21歳のころから働きはじめなかなかの激務をこなし、36歳で起業し、いつも先の心配ばかりして心休まるときがなかったように思えます。

そして50歳を目前に会社を閉じ、もうメンタルどん底でした。

 

その頃に比べたら、今はめちゃくちゃ心穏やかです。

仕事に慣れてきたというのが一番の理由だとは思いますが、仕事を通して色んな人と自信を持って絡むことができるし、煩わしい人間関係もないし、だからといって孤独でもないし、むしろ色んな人と知り合えて楽しいとも思えます。

最低週2日はするリモートワークも、自分のタイミングで決めることができるし、ほぼほぼ自分のペースで仕事を進めることもできます。

イヤイヤイヤイヤ、、、当初私が抱いていた会社員像とはかなりかけ離れた会社員生活で、後でしっぺ返しをくらうのではないかとドキドキするほどです。

 

あっ、でも思い出しました。派遣初日は、監獄へ出社しているようだと言い、半年過ぎたあたりから、学校に出社しているようだとも言っていました。あまりにも窮屈で。ww

今は、監獄でも学校でも、そんなことすら考えなくなりました。

 

PCの容量が足りなくなり、先日PCの入れ替え作業をしました。

今までは、PCの購入から設定まで自分一人で決め、設定作業をしてきました。

でも、ここはPCに関するヘルプデスクがちゃんと設置されてあるので、メール一本ですべてお任せすることができるのです。

不明点などがあっても、もう時間をかけて自分で調べる必要はありません。餅は餅屋です。

チャチャっと調べてくれて、チャチャっと設定をしてくれて、私は本来の仕事に集中することができる。なんて素晴らしい環境~。

小さなことですが、こういうのがまた『楽ちん』なのです。

 

自分の仕事に集中できるよう、むしろ自分の仕事以外はしなくていい、という具合に様々なサポート業務が分業化され、こういう職種もあるんだ~と驚くこともあります。

当然ですが、掃除をすることもないし、ブラインドを下げることもない、出力紙やトナーを補充することもなければ、ウェットティッシュを補充することもありません。

 

自分の仕事だけに集中できる環境が、とても『楽ちん』なのです。

今は、この『楽ちん生活』を神様からのプレゼントだと思って、楽に仕事をしようと思っています。