アフロ de 派遣

~ 小さな会社のCEOから、大きな会社の派遣へ ~

男性の育児休暇

私が一緒に仕事をしている方々は、ほぼ20代~30代の男性社員です。若いです。

子供もまだ手のかかる小学生か保育園に通っている子育て真っ只中のパパさんです。

 

「二人目が生まれたので、育休を取ります。」「子供が熱を出したので、今日はリモートワークにします。」「入学式なので有給取得します。」「子供のお迎えがあるので、お昼からリモートワークします。」などなど、こんな感じのメールが普通に入ってきます。

こういう雰囲気、とてもイイですよね~。

子育ては女性、外で仕事をするのは男性・・・という昭和の時代に刷り込まれた役割分担がだんだん薄れてきて、やっとまともな世の中になってきたなと感じています。

25年前もこの派遣先で働いていたので、その時と比べても全然違います。

 

ただ、男性が育児休暇を取得できるのは替えの効く人材が多くいる大企業だけで、中小企業ではなかなか取得できないというのが現状だと、どこかのニュースでやっていました。

 

分かります。私も中小企業で働いていたので。

どこの中小企業もそうだと思いますが、ギリギリの人材で仕事を回し、コスト意識がめちゃくちゃ高く、おしゃべりをする時間なんてほぼなく、効率よく仕事をしいかに利益を出すかを最優先に考える、そんな感じなのではないでしょうか。

会社というのはどこもこんなものだと思っていました。今もそう思っています。

 

でも、今の派遣先は違います。

時間を持て余し、ぺっちゃくっている人も、あちこちにいます。

すごく余裕を感じます。(いい面でもあり、ちょっと危機感にかける面でもあるなと感じています。)

 

このぺっちゃくってる人が、困ったことに最近よく私に絡んでくるのです。

部署異動もあり、ちょっと処遇がかわいそうなので、カウンセラーなみに愚痴を聞いているのですが、一度私の席にやってくると隣の椅子にドカンと腰を据えて30分以上は同じことをグチグチ喋っていきます。

せっかく集中して仕事をしているときに、これをされると自分の仕事がはかどりません。

「けっこう迷惑です。仕事させてください!だからあなたはかわいそうな処遇を受ける羽目になってらっしゃるのです。」とも言えず、若干最近のストレスになっています。

 

もしかして、男性の育休が取得できるのも、このような余剰人員がいるから取れるのでしょうか。

・・・ということは、私は、子育て真っ只中の女性のお役に立っているということでよろしいのでしょうか。

 

このように考えればストレスも少しは軽減されますが、せめて自己完結できる余剰人員になって欲しいと切に願うばかりです。