昔の血がさわぐゼィ
この会社に派遣され、はや2年が経とうとしています。この2年間、完全なるPlayerに徹してきました。
言われたことをハイハイと作業していくPlayerがとっても気に入っていたのですが、ここにきて昔の血がさわぐのです。
きっかけは、あるプロジェクトの会議に参加したときのことです。
双方の品質と納期に対する意識の違いがあまりに大きく、このまま言われるがままにハイハイと仕事をしていたら大変なことになる。なんとかこの意識の差を埋めていかなくてはと、このときです、昔の血が騒いでると実感したのは。(笑
この派遣先で私が担当している業務は、私以外に過去仕事として経験したことのある人が正社員を含め誰もいません。一人もいません。皆無です。
指示を出す、いわゆる上司にあたる方も実績はなく、一緒に案件を作成している派遣社員くんももちろん実績はありません。
けっこうな孤立無援状態です。
当然です。彼らのメインのお仕事は、私とは全く違うバリバリの理系なお仕事なので。
ですので、良い風にとらえれば『私の自由裁量で仕事ができる!』ですが、悪い方に受け取ると『ほぼまるなげ状態』なのです。
とまぁ、こんな状況で仕事をしているので、仕事を依頼する側の品質と納期に対するスケジューリングがあまりに主観的すぎて(甘く見すぎて)、絶対に無理であろうスケジュールを提示してくるのです。
もうここら辺で、PM業務をやっていた昔の血が騒ぎ始めますよね。今まで封印していたコーディネート業務の一部を、この会議でやってしまったのです。
気づけば、けっこう強すぎる要求を提案していたようです。直属の上司が、依頼者にフォローしていたから~。
まずい!これはまずい!やらかしてしまったかも?!と、少し反省はしてみたものの、いやいやこの業界にずっと携わっている人間からすると至極当然のことを発言したまでなので、ここは私のやり方にドンドン洗脳してもらって、私の進めたいように後ろから手綱を引っ張ってやろうと思っているところです。
今後、前のめりに手綱を引っ張りそうな予感もするので、そこは「自分は派遣社員、自分は派遣社員」と呪文のように唱え、自分で自分の手綱をコントロールしようとも思っています。ww