あ~~~!モヤモヤする!!!
以前のblogでも書きましたが、この派遣先で今私が担当している業務は、私以外に過去仕事としての実績のある人が正社員を含め誰もいません。
指示を出す上司も、一緒に仕事をしている派遣くんも実績はありません。
だからか、wordでレイアウトをした成果物を見ると、自分にでもできると勘違いされることがあるのです。
あまりにきれいにレイアウトをしている(←自慢みたいですが、本当にそうなのです。ww)ので、すごく簡単に作っていると思われがちなのです。苦労のあとが見えないから。
見た目には見えないデータ中に、wordのかしこい機能をふんだんに使いまくって、修正や、日本語以外の言語になってもいいように先の先の先まで見据えてレイアウトをしていることには気づいてもいません。
そりゃそうです。見た目には見えないのだから。しかも、この業務についての実績がないのだから。
もしかすると、きれいに作れば作るほど、自分にでもできると勘違いされるのではないかと思うほどです。
ゼロの白紙の状態からまず、ページ設定、フッターヘッター、ノンブルの追加・・・などなどテンプレートを作成するだけでも、DTPの知識が必要です。
得意ソフトが、自由にレイアウトできるpptという人に、wordの構造化されたレイアウトができるとは、とても思えません。
Wordができるできないの、私の中での指標は、「目次作成ができる」です。
目次作成ができる人は、必然的にスタイルも作成できます。もちろんスタイルをかけてレイアウトをするという知識もあるので、ページ設定もできるし、「相互参照」も「自動図番挿入」もできます。
「目次作成ができますか?」と、聞いて「できない」と答える人は、wordでDTPはできません。
ましてや、改ページを改行でする人に、今私がやっているレイアウトは絶対に無理です。
なめんなよ!MOS Expertを!
なめんなよ!コレで何十年も飯食ってきたんじゃい!
と、心の中で叫びました。もう少しで声に出そうになりましたが、そこは大人なのでグッと押さえました。だからか、いまだにモヤモヤするのです。
もし、wordについて教えてくれと言われたら、「アレ?!目次くらい作れるのかと思っていました~。」と、イヤミの一つでも言ってやりたいと、このフレーズを準備しているところです。ww
この件があってから私も、相手がしている業務が簡単そうに見えたとしても、絶対に私にもできるとは言わないようにしようと、心に誓っています。
簡単そうに見える仕事こそ、今まで長い年月をかけて培ってきたスキルが必要・・・・ここをすっとばして簡単にできる仕事なんてないのだから。